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あなたはお金を借りることが当たり前と思っていませんか?

毎月、通帳口座をATMに差し込むと、

○月○日 ××クレジット 自払 △△,△△△

このような記入を見る度に、

何か虚しさや先行きの不安を抱える日々を送るのは嫌ですね。

僕自身、贅沢品や車などの高額なローンを組んで、

毎月の支払に悩んだ日々を何年も送っていたことがありました。

更に生活費のためにリボルビング払いでローンを重ねたりしていたので、

毎月の支払が10万円を超えることが多かったです。

ショッピングなどのキャッシングローンでは、

自動車ローンや住宅ローンと違い、

回数や金額は少なくて気持ちも軽くなりやすいかもしれません。

今回は過去の痛い経験を元に、

ローンを組む際の考え方を違った視点から見ていきたいと思います。

参考までにしていただけたらと思います。

 

~上手にお金を借りる方法?ローンを組む前に知っておきたい豊かさの真実~

 

上手にお金を借りる方法?ローンを組む前に知っておきたい豊かさの真実

 

リスクマネジメント

当時多額のローンを組んでいたお蔭で、

本業の仕事では間に合わず、掛け持ちでアルバイトをしていました。

その頃は朝7時30分に家を出て、深夜3時帰宅を毎日繰り返していました。

ある日の深夜のいつもの帰宅途中、

その日は妙に体がだるくて疲労感を強く感じてました。

案の定、運転中に意識を失ってしまい、

無理が祟ったせいか交通事故を起こしてしまいました。

ローンを返済するための行動が自分の足を引っ張ってしまう結果になったのです。

ローンを組むことは目の前に現金が存在しない分、

金銭感覚を敏感に感じにくいのかもしれません。

人は痛いと思うことを見ようとしない傾向があると思います。

特に欲に目が移ってしまっているときはそうなりやすいのかもしれません。

目の前の人参に意識を奪われてしまい、

後々についてまわるATMで通帳を記入する度に味わってしまう、

空しさや苦しさという地味で暗い事実が見えなくなってしまうのかもしれません。

目の前の人参に意識を奪われてしまい、

ついつい自分の現実という足元を見失ってしまいやすいのかもしれません。

生活水準が上がる便利な世の中

今の時代は大変便利になっていると思います。

そして、今後もますます便利になっていくと思います。

たとえば洗濯機。

人々は便利さを求めて、快適な生活を送れるようになるために洗濯機を開発しました。

それによって、今まで川に洗濯をしに行っていたのが、

家の中でボタンを1つ押すだけで、あとは数十分もすれば洗濯は済んでしまいます。

時間も労力もあまり掛からず行うことができるようになりました。

たとえば炊飯器。

人々は便利さを求めて、快適な生活を送れるようになるために炊飯器を開発しました。

それによって、今まで薪をくべて火を起こして行っていたのが、

家の中でボタンを1つ押すだけで、あとは数十分もすれば炊飯は済んでしまいます。

時間も労力もあまり掛からず行うことができるようになりました。

たとえば借金。

人々は便利さを求めて、快適な生活を送れるようになるためにローン会社を設立しました。

それによって、今まで多くの人からお金をかき集めることを行っていたのが、

建物の中でハンコ1つ押すだけで、あとは数十分もすれば欲しい物が手に入ってしまいます。

時間も労力もあまり掛からず行うことができるようになりました。

このように、人々は

「もっと快適な生活を求めて!」

の掛け声でこれまでの文明を築き上げてきました。

そのお蔭で僕たちの生活ぶりは快適そのもので自由な暮らしができるようになりました。

そうです、快適で自由な暮らしができるようになったのです。

・・・

果たしてそうでしょうか?

僕たちの暮らしは、毎日ストレスを抱えることが多く、

毎日残業、休日出勤の日々。

挙句の果てにはお金の問題で自殺者は後を絶ちません。

何かおかしい気がしませんか?

江戸時代の生活では、

今のような文明など皆無に等しいにも関わらず、

日が沈むと残業などせず毎日定時で帰ることができ、

わざわざ深夜に働く必要もなく、

極め付けには、雨が降れば仕事はしない。

それなりにゆとりのある生活を当たり前のように行っていたのです。

現代の僕たちからしてみると、「豊かさ」を感じさせられるものがあるかもしれません。

きっと文明に革命を起こしてきた人々も、

「これで今まで以上に豊かな暮らしになる!」

ということをイメージしながら夢と希望にワクワクしながら、

未来を夢みて動いていたのかもしれません。

問題は便利さを物に頼ろうとしたとこにあるのかもしれません。

「もっと便利に」

「もっと快適に」

を求める姿勢からいつの間に見失ってしまっていることが、

現代の抱える問題として、グラスの脇からヒビが入り水がこぼれ出しているのかもしれません。

本当の豊かさとどこにあるのでしょうか?

もしかすると江戸時代の生活を振り返るように、

自分たちの過去にもそのヒントが眠っているかもしれません。

今の現代の文明のありがたさを感じつつ、

個人でも便利さ快適さを求め過ぎずないことが、

豊かさへの1つの鍵かもしれません。

 

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