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イライラしない方法があればラクだと思いませんか?
なぜ、いつもこんなにイライラした毎日なんだろう・・・
僕は20代の頃、ほんとによくイライラしていました。
思い返せば高校生の頃だったでしょうか、
毎朝、自転車で通学をしていたのですが、
自転車に乗りながらイライラしていた記憶があります。
「○○じゃけえ、いけんのんよ!」
「なんで、いつもこうなるん!?」
「○○ばっかりじゃけえ、つまらんよ!」
このようにいろんなことにたいしてイライラしていました。
僕の心の中ではいつでも、
○○が変わって欲しい・・・
○○が反省して欲しい・・・
○○がいなくなって欲しい・・・
○○がどうにかして欲しい・・・
○○のこういうところが不満・・・
どうして○○してくれないんだろう・・・
○○が動いて欲しい・・・
○○が○○だったらいいのに・・・
○○が悪い・・・
○○が・・・○○が・・・○○が・・・
僕は自分が変わるのではなく、他人や世の中が変わることを望んでいました。
他人や世の中が変わることでラクになりたいと思っていました。
自分が変わることなど、一切考えてはいなかったのです。
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イライラする原因とは?
あなたはイライラする原因が何かお分かりでしょうか。
ついイライラしてしまう原因とは上記の内容でお察しの通り、
自分がどうにもできないことへ意識が向いている
言い換えると、
自分ができないことに意識を向けている
という事実があります。
僕たちは自分のコントロール下にないことを嫌う傾向があります。
それは、自分の自由が束縛されるので不自由さを感じてしまうからです。
不自由さを感じることで、イヤな気持ちになってしまうからです。
不自由さを感じるとイヤな気持ちになってしまいやすいのですが、
ではなぜ、それをイヤなものだと解釈してしまうのでしょうか。
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脳は「空白」を嫌う原則がある
脳には「空白」を嫌うという原則があります。
これはどういうことかと言うと、
この「空白」という言葉を違う表現にすると理解しやすいかもしれません。
それは、
空白 = 疑問
疑問とは、自分の分からないことですね。
自分が分からないことは疑問に感じてしまいますね?
当然のことと言えば当然のことだと思います。
しかし、
僕たちは、この当然のことに慣れ過ぎてしまって見失ってしまいやすいのです。
当然のことのように思って生きているので重要な点に気付きにくくなります。
シンプルに、疑問を感じると人はイライラしやすいのです。
狩猟時代、僕たちの先祖は生きるためには、
常に自分の身の回りの状況を把握しなければ命に係わる状況でした。
しっかりと自分たちのテリトリーを築いておかなければ、
夜も安心して眠ることができない。
そう、安心感を得たいという理由が根底にはあるのです。
それが今の家屋なのかもしれません。
定住するとは雨風をしのぐだけでなく、
自分たちの安心感を得るという目的があります。
僕たちのイライラしてしまう理由は、
不自由さからくる、安心感の欠如と言えます。
イライラしない方法とは?
自分以外の他人、もの事、世の中に変わって欲しいと願っても、
いつまで経っても変わることはなくイライラしてしまいます。
なので、
自分がどのように変化していくかに、イライラしないカギがあります。
自分と合わない人、うまくいかないもの事にフォーカスするのをやめると、
イライラする機会は次第に減っていくようになっていきます。
結局のところイライラの原因は自分が変わらない限り、
いつまで経っても変わることはなくイライラしてしまいます。
なぜ、イライラさせられる他人やもの事に意識を向けてしまうのでしょうか?
なぜ、イライラさせられる側面ばかりに関心を向け続けているのでしょうか?
脳は「空白」という疑問を嫌う傾向があります。
答えを即座に見つけていかなければ、命に係わるからです。
しかし、
僕たちには、万物の霊長である人間にのみ許された「理性」があります。
この「理性」でイライラした感情を感じつつも流されることなく、
「今のイライラした感情は、意識がどこに向いているからだろうか?」
「なぜこんなにイライラしてしまうのか、他人のせいにしているからか?」
「イライラした状態を打破するためには、自分がどう変わればいいのだろうか?」
このように自分の考えている方向を柔軟に変えることができます。
つまり、
自分のコントロール下にない状況を考え方を変えることによって、
自分のコントロール下に持っていけるようにすることができるのです。
確かに今すぐ状況に変化が訪れるとは限りしませんが、
このように意識の方向を少しだけ変えることでイライラをコントロールできます。
というよりは、そうしなければいつまでも苦しんでしまいます。
イライラしない方法~まとめ~
イライラしない方法とは、自分の意識の方向を変えることです。
自分の人生は、自分で変えていかなければいけません。
人生の舵を他人に任せても良いのですか?
あなたは他人の夢に生かされるままで良いのですか?
きっとそんな生き方はしたくないのではないでしょうか。
それならば、自分のできるところから少しずつ、
僕たちは自分にできることしかできませんので、
少しずつでも自分を変えていくことを意識することが大切だと思います。
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