仕事の関係ともなると様々な人との関わりがありますね。

そんな中、無理して付き合わなければいけない場合もあると思います。

ですが、

一度、苦手意識を心に植え付けてしまったら、

その後関わることが億劫になったりしませんか?

それはまるでアレルギー反応でも起こしたかのような感覚ですね。

 

このようなアレルギー反応が出てしまうと、

いつもの「あなたらしさ」を発揮することは難しいでしょう。

苦手な人が近くにいるだけで、

仕事でついミスをしてしまったり、

何のさしさわりのないことを伝えるだけでも躊躇して上手く伝えることができなかったり、

自分でも訳が分からなくなってしまったりと…

本来の自分とはどこか違う自分になってしまったりします。

 

「あの人がいなければもっと仕事がはかどるのに」

「あの人が離れてくれれば安心し日々を過ごせるのに」

 

人間関係において苦手な人との接し方はひとつのテーマとも言えます。

そんな複雑な心理を紐解く鍵になればと思います。

 

 

職場で苦手な人との接し方-過剰な嫌悪感を抑える6ステップ

 

 

どうして苦手な人ができてしまうのか?

 

僕たちはまるでアレルギー反応を起こしたように苦手な人を感じてしまいます。

それは、

脳は痛みを避けるという学習能力が備わっているからです。

生きる上での痛みは生存本能として生命の危険に関わるのです。

これを別の言い方に換えると、

 

「心の免疫」

 

と言えます。

心に免疫が付くと似たようなタイプの人にも同じような感情を抱いてしまうようです。

似たようなタイプの人にも同じような感情を抱いてしまうことを、

 

「一般化」

 

と言います。

これが心の免疫の誤動作を起こして他人に対して先入観を抱いて接してしまうこともあります。

そうなると、

頭では関係ないと分かっていても体で拒否反応が起こってしまい、

自分では解決不能な状態にも発展することがあるようです。

なぜならば、

アレルギー反応の元の部分は大概は幼少の頃に築かれてしまっているからです。

無意識のうちに形成され、大人になって体が反応してしまうことがあります。

 

このように過剰な反応は僕たちが社会生活を送る上で厄介なことになります。

そのためには、

心の免疫の誤動作を正しくプログラミングし直すことが必要となります。

 

 

苦手な人への過剰反応を減らす6ステップ

 

1、苦手な人のシーンを思い浮かべる

特に嫌だと感じたときの瞬間を思い浮かべてみてください。

場所はどこでしょう。

その人はどのような表情をしていますか。

何か言ってはいませんか。

そして、その状況の中であなたはどのような反応をしているのでしょうか。

身体のどの部分で特に感じますか。

何が嫌だと感じさせているのでしょう。

何がキッカケでこのような感情になっているのでしょう。

それぞれ特に強く感じたことを覚えておきましょう。

 

2、もし過剰な苦手意識が起きなかったとしたら?

苦手な人に対して過剰な苦手意識を感じることがないとしたら、

その人にたいしてどのように振る舞っているでしょうか。

その場面を想像してみます。

いつもと変わらない表情で心は穏やかでいられたら?

頭は冷静で冴えた状態でいられたら?

どのように接しているでしょうか。

どんな言葉を使っているでしょうか。

身体の反応はどのようになっているでしょうか。

この段階で何かに気付けるかもしれません。

 

3、苦手な人と一番親しい安心できる人とすり替える

 

頭の中で一番親しい安心できる人を思い浮かべます。

それは親友でしょうか。

家族でしょうか。

恋人でしょうか。

その親しい人が苦手な人が行っている身振り手振り、態度、立ち居振る舞い、言葉、目の動き、呼吸、

苦手な人の特徴を親しい安心できる人に演じさせてみましょう。

ここで心が誤動作していることに気付くことができるかもしれません。

 

4、自分を再確認

1、で起きた苦手な感情を2、と3、で行ってみたときにどのような心の変化があったでしょうか。

きっと1、とは違っていたのではないでしょうか。

つまり、

このことで相手ばかりが悪いのではなく、

自分が過剰に反応し過ぎていたという過剰な「思い込み」に気付くことができます。

もちろんこのような過剰な反応を起こしてしまっているあなたも悪くありません。

 

苦手な人を変えることはできませんが自分の認識なら変えることができる

 

心の誤動作をしっかりと再確認して正しいプログラミンに書き換えましょう。

 

5、自分を客観的に見る

ここまでステップを踏んだあなたなら上手く自分の感情と付き合えると思います。

自分と苦手な人と接している場面を思い出して、

そこから第三者から見ている他人からの視点で、

自分と苦手な人とのやりとりを眺めてみてください。

いかがでしょう。

何か気付くことはありましたか?

もしうまくいかなかったとしても必ず何らかの違いがあるはずです。

 

6、客観的な視点から自分の視点へ

ここで全く問題がないようでしたら、

今度は第三者の立場で眺めていたあなたを、

本来の自分の視点へと戻してみましょう。

そして、

その場のやりとりや雰囲気を感じて見てください。

うまくいっている状態をしっかり味わってみてください。

もし何かしこりのようなものを感じるようであれば、

それはそれで心の改善を図るための良い発見です。

 

 

問題は自分がどのように感じるか

 

いかがでしたでしょうか。

実際にどのように感じるかで人との接し方は決まるのかもしれません。

それを自在にコントロールできると良いですね。

しかし、

人の感情というのは自分では上手くやっているつもりでもそうはいかないことがあります。

そこで上記でご説明したような6つのステップで分解してもの事を見つめるのです。

そうすると、

今まで過剰な思い込みや先入観を抱いて接していたことに気付くことができ、

そこを改善することで今後の自分の生き方がとても楽になる。

そうやって自分で自分の幸せを少しずつ積むんでゆくものだと思います。

苦手な上司との接し方・考え方も合わせて参考にしてみてください。

あなたの幸せをしっかりと自分の足であるいて掴めることを心より祈っています。