人が人を裁くことは、

僕たちは日常的に行っていることをご存知でしょうか?

実は一生懸命に頑張っている人ほど人を裁いてしまうのです。

 

たとえば、

仕事で頑張っている人。

セミナーや本で学んで勉強している人。

 

ではなぜ頑張っている人ほど人を裁いてしまうのでしょうか。

それは自分が得た知識や能力を持って裁くようになるからです。

仕事で能力が身に着けば身に着くほど、

勉強で知識が身に着けば身に着くほど、

 

「あの人、全然できてない!」

「うわ、まだこれだけしかやってない!」

「こんなことも知らないの!」

「ちょっと普通と違うよね!」

「なんでああなるんだろう!」

 

自分の知識や能力で人を裁いてしまうのです。

できる自分になると自分に自信が持てるようになり、

自分の中の理想を相手に押し付けるようになり、

相手が自分の理想に叶わないなら否定するようになるのです。

 

賢くなればなるほど、できる自分になればなるほど、

 

人を裁くようになってしまい、

結果、心の中に壁を作ってしまい、

友人関係に亀裂が走り、

不要な対立関係を招いたり、

幸せを感じることが減ってしまったりするようです。

人が人を裁く心のメカニズムをお伝えします。

 

 

人が人を裁く!?「私はなぜあの人を責めるの?」を克服する方法

 

 

心の中であの人を攻撃する理由

 

人には、いえ全ての動物には、

ある基本的なプログラムが備わっているようです。

 

それは「闘争本能と逃走本能」です。

 

自分にとって脅威と感じてしまうとどちらかを選択してしまうようです。

脅威とは自分が「恐れ」を感じていることのようです。

 

そして、

自分にとって脅威と感じる存在を目の前にすると、

 

シャーっと威嚇して攻撃(闘争本能)するか、

ヒューっと恐れて逃げて(逃走本能)しまうか、

 

このいずれかを選択するようになるというわけです。

 

あなたが心の中で人を裁いているとき、

その相手を脅威と感じてはいませんか?

 

「そんなことないよ!いつも一緒にいる人だし」

 

もしこのように思っていたとしても、

心の中でその人を裁いてしまうということは、

どこかに「恐れ」を抱いている証拠のようです。

 

 

人を裁くのは自分の「思い込み」が原因

 

あなたがどうしても人を裁いてしまうことを何とかしたいのなら、

まず原因を知る必要があります。

 

その原因とは、

過去の経験を元に出来上がった思い込みです。

 

なぜその人に対して裁いてしまう感情が生まれるのでしょうか。

それは、

過去に味わった同じような経験を元にして目の前の人を見てしまうからです。

 

実は僕たち人間は事実をありのまま見ることができないようです。

 

過去の経験が今この瞬間に起きている出来事を歪んで見せてしまっているようです。

なぜ、あなたはあの人を裁いてしまうのでしょう。

 

それは、

あのとき笑顔で接したら邪魔な存在のようにあしらってきた父親かもしれません。

ちょっとしたキッカケでその後しつこく嫌がらせをしてきた同級生かもしれません。

なぜだか急に理不尽に怒鳴ってきた中年のおじさんかもしれません。

 

なぜあの人を裁いてしまうのかの原因は、

そんな過去に経験したことを投影しているのかもしれません。

 

 

自分の「演じている役割」を捨てる

 

あなたは人を裁いているとき、

どんな立場から相手を見ているのでしょうか?

 

人はどうやらそれぞれに役割を演じて接している事実があるようです。

たとえば、

家族の中では「父親」を演じている。

仕事では「上司」を演じている。

友人関係では「友達」を演じている。

演じているとは書きましたが無意識に自然と演じているようです。

 

ですが無意識に演じているから気付きにくい。

 

なので、

 

「どうしてあの人は○○なんだろう」

 

と演じている自分の立場から人を裁いてしまうようです。

仮に仕事で「上司」ではなく「同僚」として相手を見るとしたら、

きっと違った見方になるのではないでしょうか。

 

なので、

まず自分が一体何の役割を演じているのか?

というとこに目を向けて、

そこから違う役割を自分に与えてみることで、

相手に対する見方が変わり、

人を裁いてしまう心を変えることもできるようです。

 

 

自分を大切にすること「自分を褒める」

 

日頃から自分のことを卑下していると、

相手のことも同じような目で見てしまうことになるようです。

 

まず自分に対する見方を変えていきましょう。

 

1日1回、自分を褒める。

 

そうして身体が嬉しさを感じているのを味わってみる。

自分を褒めて自分を敬う心を持っていれば、

わざわざ他人を落として自分を保つ必要はなくなるようです。

 

自分が安定していてバランスのとれた状態になっていれば、

誰も脅威と感じることもなくなるようです。

自分に安心感と信頼感を自分で与えることができれば、

それが人のためにると思います。

また自分の怒りを鎮める方法の記事も参考にして頂けたらと思います。